楽しいは楽じゃないゼ!学級開きの初心表明通信 タラちゃんせんせーの学級通信
4月、いかがお過ごしでしょうか?今年度もよろしくお願いします。
さぁ、タラちゃんせんせーの勤務校ではいよいよ来週から学校再開です!次年度は2年生の担任を引き続き持つことになりました(^^)/
学級開きにどんな話をしようか、毎年悩まれる先生も多いと思います。今日はそんな通信第一号を紹介したいと思います。今年はTwitterで出会った同世代の「とぅけ先生」に直々お願いしてに描いていただいたイラストをフル活用させていただきました!(とぅけ先生ありがとうございます!)
<ようこそ!2年B組へ\(^^)/>
まずは、進級おめでとう!それからこの度はタラちゃんせんせーが担任ということで、、、お疲れっ!(*^_^*)b (受け取り方は自由です!笑)
残念ながら置かれる環境はみんなには選べません。
でも、置かれた環境を良くしていくことは、「みんなで」できます。
さぁこの1年、このメンバーで!どんなドラマが生まれていくのか!今からワクワクだ!!(^^)/
さてそれでは、タラちゃんせんせー(31)の初心表明演説です。
<1年後の目標:『あー、楽しかった!!』>
みなさん、「楽しい」ことは好きですか?
・・・ですよね。(嫌いだという人はあとで職員室に来てください。相談に乗ります。笑)
人は(動物も)いつでも楽しいことを追い求めて生きているものです。
ちなみにこの「楽しい」という感情には「ドーパミン」という脳内ホルモンが関係しています。
ドーパミンが出ると「楽しい!またやりたい!」という感情が生まれ、
出ないと「つまらない。もうやりたくない。」となるわけです。
このドーパミンは、
《宿題やテスト勉強をサボってゲームをするとき、気の合わないクラスメイトの悪口を言ったりいじめたりするとき、気に入らないことに解決策も出さず文句を言うとき、人の物を奪って自分のものにするとき、頑張っている人を小馬鹿にして足を引っ張り蹴落とそうとするとき、、、》
にも実は、出ているそうです。
残念ながら「楽しい」と感じるから、何も考えられない人たちは自然にやってしまう。(その先で大きなしっぺ返しを受けながらね。)
ではここで、タイトルに戻りましょう。
こういう行動を沢山してきたクラス。
1年後にみんなで「あー、楽しかった!!」と言って解散できるでしょうか?
とてもできるとは思えませんよね。
でも、「毎日楽しいことばかりしてきたのに、、、なぜ??」
理由は、きっとみんななら分かるよね。
「楽しいは楽じゃないゼ!!」 この1年の「テーマフレーズ」にしよう!とお風呂に入りながら思いつき、友人にイラスト化していただきました(^_^)v
2Bでは楽(ラク)はさせません。
でも必ず、「みんなが」楽しく成長できる場所にしていきます。
そのために、2B25人。一人一人の力を貸してほしい。
貸してくれますか??(え?いやだ?そんな人は・・・説得します!それはもーしつこく・・・笑)
そして一年後、「あー、楽しかった!!」とみんなで言って、このクラスを解散する!
その瞬間のなんともいえない達成感を、みんなに経験してほしい。
それが担任としての大きな願いです。
もちろん道は険しいでしょう。
でもラクして得た小さくてすぐに消える(しっぺ返しも多い)楽しさの
何倍もデッカイ「楽しい」を目指そう!
今日はそのGoalだけみんなで共有できればいいです。
そのGoalに向かって、今日からよろしく!2年B組!!
P,S,:もちろんなんでも全力投球してたら気絶してしまうので、抜くところは抜くからね!(笑)メリハリやバランス感覚も大事! |
中体連に向けて「応援の科学」タラちゃん先生の学級通信
久々に通信紹介です!
今回は中体連に向け出した通信になります。
三年生にとっては最後の大会となりますが、一年生にとっては「俺/私、どうせ出ないし・・・」というモチベーションだったり、応援の声も小さくなりがちですよね。
そんな子どもたちに応援の効果について科学的に説明してみました。
《中体連》
ほとんどの部活の3年生にとっては負ければその場で引退の決まる中体連のシーズンが始まりました。
今週末は女子バレー部、ソフトボール部、サッカー部の大会がそれぞれ行われます。それぞれ悔いの残らぬように頑張ってきてほしいと思います。
さて、今日は元「教育大学心理学研究室室長」のタラちゃん教授より、初めての中体連を迎える中1のみなさんに役立つ「応援の科学」についてご紹介いたしましょう。(笑)
応援の科学とはすなわち!
スポーツへの応援がどれだけアスリートのパフォーマンス向上に繋がるかを科学的に証明したものということです。
《Ⅰ:応援されることで選手の運動量が約20%アップ!》
これは近年、日本で初めて、観戦により選手の身体機能が向上することが証明された実証実験です。
ハンドボールの全国的な強豪校「富山県立氷見高校ハンドボール部」にて、検証が行われました。
⇒「無観客の前半戦」と、「観客を入れて応援されている状態での後半戦」で、選手のパフォーマンスに違いがあらわれるのかを、選手達に活動計測デバイス「Knows」を着用してもらい、計測した。
測定数値としても、観戦の応援による選手のパフォーマンスの向上が証明された。
走行距離は1.53km⇒1.73kmに、ステップ数は1486歩⇒1809歩に、心拍Zoneは87.83%⇒92.83%に、
それぞれ格段に運動量・身体機能の向上が認められた。
前半よりも更に心拍数が上がり疲れが出るはずの後半戦にも関わらず、後半の方が走行距離やステップ数が伸びていることから、見られたこと・応援されたことにより、選手のパフォーマンスが向上することが証明された。
《Ⅱ:ホーム戦とアウェイ戦》
以下のグラフは、あるサッカーのクラブチームのホーム(味方サポーターがおおい)の試合とアウェイ(的サポーターが多い)の試合での勝率を表したグラフです。
しかも、1年間ではなく
実に35年間全ての試合からデータを取って算出しているそうです。
横軸は、クラブチームの名前。縦軸は勝率です。
そして左側がホームの勝率、右側がアウェイの勝率です。
これをみるとわかるように
ダントツでホームの試合の方が勝率がいいのです。
同じボールを使い、同じメンバーで戦ったとしても、ここまで勝率が
変わります。
このことからも
「応援されることは、人間にものすごくよい影響を与える」ことがわかります。
で!これらからなにが言いたいのかというと、
みんなはまだ1年生ですよね。
多くの人はまだベンチで出場の機会は少ないでしょう。
だけど!
チームのために出来ることがちゃんとあるんだということです。
だって、2割もパフォーマンスが変わるんだよ!?得点が10点あったら、2点は応援の手柄だ。
自分は出場しないからとぽかんと口をあけただ眺めて過ごすのか、
お世話になった先輩が少しでも良いプレーができるように声がかれるほど応援しその力になるのか、
君はどちらを選びたい??
周りを見て声を小さくする必要なんて無い。
君の応援には間違いなく「意味がある」。
というわけで!実際にコートに立つ人はもちろん、
立たない人は「応援」で大活躍してきてください。
応援しています!!
引っ越し時期にも大活躍!分厚い本を裁断する為に知っておくといい小技紹介_φ(・_・✨
みなさんこんにちは!!
この本、世の中の名言だったり考えさせられる事柄だったりを日めくりカレンダー形式で紹介してくれる本なんですが、
言葉のチョイス、
解説の暖かさ、
グッと来るイラストによる視覚面からの刺激などなど、素晴らしいです。
著者の方はきっともの凄く徳の高い人なんでしょう!笑
来年は中学2年生の担任。悩めるお年頃の彼らにも手を替え品を替えで、迷った時の道標になるような言葉を届けたいものです。
というわけでこの本をscannerにかけて月毎に印刷し、ひめくりカレンダーとして学級掲示することにしました。
ただ非常に分厚い本なのでウチの裁断機の性能では心許ないと思い
方法を検索して出てきたのがこの方法です!
よくまとめられた良記事ですので興味のある方は御覧ください!
というわけで早速実践!
アイロンを背表紙に押し当てること15秒ほど、、、
こんな感じで見事背表紙をリムーブすることに成功!
こんなにべったりノリ付けされてるものなんですね🙄🤭
このままだとノリの残党によってscannerに引っかかりそうなので、小分けにして端っこ5mmくらいのところを裁断すればキレイになります🌞
多くの人が今引っ越しの時期にもあたるかと思いますが、分厚い本は重たくてかさばりますよね。この方法でデータ化してしまうのも良いかもしれません🧳👨🏫✨
今日見つけた小技の共有でした😁
みなさんの人生最高の映画はなんですか?😁
こんばんは!
去年フィリピンのボラカイ島に1週間くらい滞在した時に仲良くなった現地の
友達から、、、
あんな南国にもコロナの影響が、、、観光業を糧にギリギリのところで生活している人たちにとって、コロナに感染すること以上にもっと恐ろしいことが起こっている気がします、、、
と暗い話をしてるだけで世の中明るく変わるわけじゃないので話題を変えましょう!!
次回の分散登校日に渡す学級通信に
「タラちゃん先生が感動した最強映画TOP10」
的なものを載せて家で暇してる子どもたちに紹介しようと思ってるんですが、意外とパッと浮かばなくて!笑
皆さんの心に残ってる映画はなんですか?是非教えていただけると嬉しいです(TOP3くらいでいいですので!笑)!
観たことのないやつはこの週末嫁さんと一緒に観ます😋✨今回を機にAmazon prime入りました!しかもunlimited!TSUTAYAがドンドン潰れるていってるのもわかる、、、
「相手の為」100%なんてことはありえねー!ってことをまず理解することが大事だ
良記事です。読んでみてください。
若い頃にふと考えて悩んだ瞬間があります。
「俺がこんなに教材研究頑張ってるのって、生徒の為よりも正直自分の為の方が強いんじゃないか??え、俺って教師向いてない?」
長期間不登校の生徒の家に週一回欠かさず1時間家庭訪問していた時にその生徒から「先生はさ、担任だからこういうことしてくれてるだけなんでしょ?」と言い放たれた時もズシンときました。
「お、、、俺はただの偽善者なのか?他の先生方はもっと自分度外視でいられるものなのか?そんなの俺には無理だな・・・」
でも、今なら分かります!
「自分のため」はあっていいんだ!!
ちょっと勉強してみたんですが、人間は相手のためになることをする時に強い喜びを感じる仕組みを脳に持つ唯一無二の生物です。それは脳科学の分野で科学的にも証明されているので間違いありません。(詳細はまた今度ご紹介しますね)
マザーテレサだってガンジーだって金八先生だって、誰かを助けているときにドーパミンやらセロトニンやらドっパドパ出ていたはずなんです。
つまり、そもそも「相手のためが100%」なんてありえないことなんですよね。
でもそこを理解せず、「俺/私はこんなにやってやっているのに!」という気持ちを態度や言葉に出してしまうのはどうでしょう?
それは「下品」です。一番やってはいけないこと。
ボランティアに行った人がせっかく良いことをしているのに「偽善者」なんて揶揄されてしまうのも、原因の発端はそこにある気がしています。【受け手が相当に捻くれてる場合もありますけどね。笑】
「私被災地のボランティアに駆けつけました!こんなに沢山支援と募金をしてきました!」というSNSの投稿もそこに「ドヤ〜」感が垣間見えた瞬間に苛立ちを覚えるのも、そう。それそれ。それです。
でも、かといってですよ!?
どんなに頑張っても全く相手に感謝してもらえないのもシンドイ話ですよね。
例えば80パーセント「自分のために」やっているであろうとしても、20パーセントは「相手のために」という気持ちが内在しているとしたら、じゃあその20パーセントに対しては受け手は何もしなくて良いんだろうか?
それもまた「下品」な気がしませんか?
「別に大したことじゃないよ!全然気にしないで良いから!」という
する側の【粋】と
「いえいえお忙しい中ワザワザありがとうございます!」という
受け手側の【粋】
両方が揃って初めて成立すのもんなんじゃないかなーって、、、
昨年「思いやり」の道徳授業を作りながら思い至り、
それからコンビニの店員さんの「いらっしゃいませ!」とか「ありがとうございました!」にもにこやかに反応する様になったとさ( ´∀`)笑
・・・いやあれって反応すべきか迷うことありませんか?笑
でも80パーセントくらい「仕事だから」言ってるだけかもしれないとしても、
20パーセントくらいは「うちの店を気持ちよく使っていただきたい」という気持ちが内在してるなら。そこに対しては感謝の意を表しよう!と僕は決めました。
人が自分にしてくれたことに対して「ありがとう」を言葉や行動で伝えることへのハードルが下がり、
自分がしていることに相手からの見返りがないことに対しての負の感情も大分少なくなって、僕は生きるのが結構楽になりました。
授業のために「たった数分間」立ち止まって真剣に考えてみただけでです。
でもそれだけで、色んなことが上手くいき始めました。(あれ?負の連鎖の逆ってなんていうの?正の連鎖??あんまり聞かないですね!)
ただそのたった数分間が、大人になると取れないもんですよね。分かります。チコちゃんに叱られるわけです。
この記事がそのちょっとした気付きのキッカケになってあなたを助けられたなら、
僕自身もドっパドパです( ´∀`)笑
「自分の為」にやってることが「相手の為」にもなるなら、一石二鳥じゃないですか!迷わずやりましょう♪( ´θ`)(本当にちゃんと相手の為にもなりそうならですけどね!笑)
トモ先生のこの記事のおかげで、とってもお下品だった頃の自分を思い出しました!自戒!ありがとうございます😆💔w
子どもたちを「粋に」導けるようになりたいものです👨🏫👩🏫✨
そのために一歩一歩、、、精進精進、、、
長い記事になってしまいました!(本当はまだまだ書けるけど・・・笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!